138、世界一周のホテル選び

ホテル予約サイトは色々あれど、僕は2018年のロシア経由ユーラシア横断の頃から使っている「Booking com」を信頼している。このサイト、口コミの点数が高いからいい宿かというとそうでもないのが難点。だいたいゲストハウスと高級ホテルが点数が高く、普通のホテルは低くなる。泊まりたいところは普通のホテルなので、口コミよりもホテルランクと立地と朝飯で選んでいった。朝食が充実しているところはほとんど清潔でいいホテルだった。ブッキングコムの本社がオランダ・アムステルダムにあるので、ヨーロッパのホテルにはかなり強い印象だった。フランスやドイツはもちろん、東欧やロシア、南欧の片田舎町でも問題なく予約できた。

予約トラブルを避けるには、直前まで予約しない、極端に安い宿や写真の少ないホテルは避ける、新しい小型ホテルより古い大型ホテル、できるだけ大きな町のホテルを選ぶといい。万一トラブルが起きたら、そこで延々とゴネるよりさっさと隣のホテルに移動したほうがいい。

(ラスベガス)

というわけで、今回の世界一周の最初のホテル選びになるラスベガスは、平日と休日の価格が5倍ほど違うのが難点。同じ予算で金曜日はヒルトンなのに土曜日はモーテル、日曜にはその値段ではホテルはなく車中泊まで落とされる。こういう極端な区別(差別?)はアメリカ人らしい。貧乏人は平日に遊べ、休日には来るなと言われているのが気持ちいい。ところで大阪のカジノが決まったけど、ぜひこういうところはラスベガスを見習って日本人に格差社会の厳しさを教えてほしい。

(ニューオーリンズ)

次に行くニューオーリンズはバーボン・ストリートという狭いエリアにジャズバーが固まっているので、車は借りずに近くのホテルを予約した。日本と同じくらいの値段なので安心。昼間からバーボン飲みながらふらふらとでかけて、ジャズバーでうだうだする予定。

(インディアナポリス・レース場)

インディアナポリスはインディ500のレースウィークになるので、むやみにホテル移動するとものすごい渋滞に巻き込まれる。それを避けるためにレース場の隣にあるキャンプ場を予約した。レース場からキャンプ場まで歩いて5分程度なので自分の車で車中泊するつもり。車中泊用にレンタカーは大きめのSUVにした。もちろんシュラフやマットは持っていく。テントは面倒なので建てない。夕食はレース場で売っているホットドックになりそう。アメリカのキャンプ場は夜中に奇声をあげて騒ぐやつもいなく、淡々とご飯を食べて寝る人達が多く快適だ。キャンプは彼らには日常なんだろうな。

(マイアミ)

マイアミはレンタカーを予約したので、でたとこ勝負でホテル予約せずに行くつもり。ピンきりでホテルはありそうだし、夏のバカンス前なので現地でなんとかなるだろうとたかをくくっている。画像のような5つ星なら最高だけど普通のモーテルになりそう。

(アイスランド)

アイスランドは車中泊にするかホテルに泊まるか悩むところ。撮影や釣りがメインなら車中泊が便利だしなぁと思いながらも、北国なので寒いと嫌だなぁというのもあり、悩み中。

(ドバイ)

ドバイは思ったよりホテルが安い。日本並みの値段なので安心して5つ星ホテルにした。というのもドバイは7つ星まであり、5つ星のヒルトンなんてビジホレベル。王族から観光客、パスポートなしのガーシーまで滞在できる懐の深さが特徴。

シンガポール、台湾は普通のビジホで十分かなぁ。

すべてのホテルを決めずに旅立つのもなかなかいい。観光もいいけど、いい食事といいホテルも記憶に残るので予算と相談しながらできるだけいいホテルに泊まろうと思う。

 

・・・で、行ってみてどこのホテルが最高かって・・・。

それは「ドバイ」

 

・・・で、どこのホテルが最低かって

それは「アイスランドシンガポール」