以前ならたくさんあったロシアへの入国、出国情報ですが、コロナとウクライナ戦争ですっかり減ってしまいました。さらに政情不安、最近だと北朝鮮がウクライナ戦争に参戦するなど、普段でも中国人と間違われやすい我々はかなりビビりながら入国することになる。
さらにロシアが天文学的制裁金をグーグルに課してしまったので、マップや検索など旅の情報が全面的に止まる可能性有り。ガーミン必須かも。
そんな中、ロシア渡航者に希望をお届けするサイトが現れた。特にクレジットカード情報、宿情報、ビザ情報など今知りたいことが満載のありがたいサイトがこちら。
(クールシベリア)
https://www.cool-siberia.com/top
このサイトは、ロシア旅行者が知りたい情報がほぼ全て揃っているといっていい素晴らしいサイト。ロシアルートで行きたい方は、このサイトを隅から隅まで読むとトラブルが少なくなると思う。
(ロシアビザセンター)
クールシベリアを読んで心構えができたらここのマルチプルビザを取ることをおすすめする。
https://japan.interlinkservice.world/ja/visa-tourist#tariff
前回行ったときにダブルエントリーで入国したので、カザフスタンへ寄り道したら終わりになってしまい、ロシアの近隣諸国にも行ってみたかったと悔しい思いをしたので、2万円高いマルチプルビザがおすすめ。ビザの取得は思ったより時間がかかるので注意。16日間だけならPCでエントリーできる電子ビザがあるけど、当然足りない。
(登録証書)
自分のバイクや車を海外に持ち出す際に必要な書類。ここから先は沢山の情報があるのでそちらを参考に。一番の問題は車両をローン買っていると車検証の所有者が違うので、これを完済しなければならないところかな。
(海外ナンバー)
登録証書が手に入ったら、海外ナンバーを作る。専門業者に頼みます。英語のナンバーがくるとおおぉとなる。(笑)
(フェリーと通関の予約)
フェリーの予約と同時に通関の予約。現在の通関関係がどうなっているか謎。クールシベリアは基本エアで入国する旅行者用なので持ち込み車両系の情報がない。情報どんどん変わるのでフェリーの会社に聞いてみて。
(車やバイクの整備)
持ち出す車両の気になるところは全て新品に変えよう。5千キロ以内のほぼ新車なら軽い点検で3万キロ超えていたら、特にバッテリー、タイヤ、ブレーキ周り、灯火類、ケーブル類は新品に。故障は即事故につながるので慎重に。
(持ち物チェック)
バイクの場合、何を持ち出すかよりも総重量が重要。バイクに乗せてみて、フラフラするようであれば過積載。2車線しかない横断道路では真横を大型トラックが唸りを上げて追い越していくので過積載は危険。バイクの排気量を上げるか、持ち物を減らすかしよう。減らすときの順番は万一使うもの→季節で使うもの→週一で使うもの→毎日使うものの順。万一と季節物を減らすのは勇気がいるがこいつらが重い。持ち物を減らす場合、旅行用のラゲッジスケールが便利。
(万一で重いもの)思い切って車載工具プラスアルファ程度も有り。現地の修理工場はかなり優秀。部品は、行く前に全て新品にしてレバーとオイルフィルター以外なにも持っていかないも有り。タイヤはロシア横断中の1万キロくらいならなんとか持つ。EUに入ればなんでも手に入る。
(季節でつかうもの)大体春にでかけるので、冬物ウェアはいらない。
(週一でつかうもの)パソコン、一眼カメラ。キャンプ用品、炊事道具。ここを削るのが一番むずかしいので、同アイテムで一番軽いものを選ぶしかない。ロシア横断中の野営は危ないのでEUに入ってからキャンプ用品を揃えるのも有り。
(パスポート、海外運転免許、保険の取得)
パスポートの残り期間、空白の残りページが少ない人は、一番最初にやらないと予定が全部狂う。
(準備期間)
準備期間は約3ヶ月から4ヶ月。1ヶ月では無理なので余裕を持って準備すればOK!
(出発時期)
春から。ただし、暖かくなると虫が多くなりバイクは往生する。毎日数百匹の虫が体にぶつかってくるので、大型スクリーン必須。
(セキュリティ)
バイクのセキュリティは徹底したい。ディスクロック、振動アラーム、地球ロック、ブレーキロック、バイクカバー。アップルエアータグは当然必須。
(護身)
護身用ショップはこちら
https://www.body-guard.jp/
あまり過激なものを持って入国すると税関で止められるので、どれを選ぶかは難しいところ。相手に奪われると逆に攻撃されるので、素人が使えるのはクボタンくらいかも。
笑える護身術はこちら