45、ヨーロッパのバイクライダー

ヨーロッパには、ドイツBMW、オーストリアKTM、イギリスTRIUMPH、イタリアDUCATIなど高速ツアラーバイクメーカーがあり、ホンダ、スズキ、ヤマハ、カワサキなど日本車も沢山走っている。今は、ロングツーリング仕様のアドベンチャータイプが流行していた。

彼らの乗るバイクもデカいが、ライダーもプロレスラー並にいかつい。ほとんどがアウトバーン追い越し車線を140km/h以上でかっ飛んでいく。豪雨の中、2人乗りで150km/hオーバーで抜いていった強者もいた。大型バイクには車も一目置いているらしく、彼らには嫌がらせや幅寄せなどしない。

 

こちらはお手本のようなかっ飛びBMW GS。ダブルスクリーン、ヘッドライトガード、エンジンガードにフォグランプ、GIVIのアルミのパニアケース。ハンドル周りにはナビ、小物を入れるケース、ヘルメットにはインカム。

このオプションパーツで安全に最も寄与するのがフォグランプ。ヘッドライトとフォグを同時点灯して追い抜いていくバイクは、車のバックミラーにわかりやすく視認しやすい。盗難の心配があるソフトバックを積まず鍵付きのパニアケースだけでツーリングというバイクも多い。

確かにこの眼光鋭いフランスライダー軍団にちょっかい出すのは怖すぎる。あのでかいGSが250ccのように見える。左の大型車に乗る小柄な人は女子ライダー。女子を間に挟んで、この4台が走り出すと一瞬にして消え去った。速い。

テレネ2台。地元チェコ・プラハの彼氏彼女で乗っていた。こういうのいいね。

ヤマハ テレネのアドベンチャーバージョン。車体に色合わせたパニアがオシャレ。

KTMも多い。オレンジ色が映える。

昔ながらの大排気量車のツアラーも多い。迫力あるオジサマライダー。こちらも一瞬にして消え去った。